効果的な節電(日記)
今日知人と、話していた。
今年の夏も暑かったね、電気代がすごかった、という。
その一か月分が、なんと我が家の一年分だった。
おかねもちだなあ。
しかし考えてみると、
うちの電気代は異常だと思う。
節約上手な奥さん、などをメディアで見ることがあるが、
明らかに、うちのほうが、すごく、少ない。
これで人類をやっていけるのかと思うほど、少ない。
何か節約を心がけているかというと、そんなこともなく、
今夜もダラダラとPCに向かっています。
どうして少ないんだろう。
何か人様の役に立てるのではないか。
考える。
うちにも冷暖房器具があり(エアコンなど)、大きいテレビもあり、
それから大型冷蔵庫もあるので、
普通に暮らせばよそと同じ金額になろう。
ところが、考えてみると、我が家は、
これら大型電気製品が、存在するのに、
「かしこい者にしか見えない」という暗黙の了解があって、
つまりバカな人間には「見えない」「冷蔵庫などというものはない」
そして、困ったことに、うちは家族全員バカだった。
だから、暑くて暑くて死にそうな日も、
数日経ち気温が下がってはじめて、少し意識がしっかりしてきて、
「そういえばうちにはエアコンがあったのでは?」
「すごいじゃん!つけよう!」「つけた!さむい!けす!」
「冷蔵庫があって、中に冷たい飲み物があるのでは?」
「おかしいね、何もないよ!」
というような話をする。
酷暑の中で、水道水を飲んで、
おっかしいなあ、暑いなあ、などと言う。
ほんとうにおかしいけれど、
おかしいから何とかしようよ、という話をするのも忘れてしまう、
どうせ見えないのなら、
エアコンなど買わなければ、設置しなければいいとおもうけれど、
バカなのでそこまで思い至らず、
何台も買ってしまい、使わないまま放置されている。
まあでも、このようであると電気代だけは極端に安いので、
誰かの目に触れて社会に貢献できるといいなと思って、
日記に記した。