不滅のあなたへ心得メモ

まんが不滅のあなたへのファンです。読んだことを書きたい時に書く。未読の方には沢山のねたばれがあります。時々ほかの作品の感想も書きます。関係ない日記もあります。

気付きあれこれ(31話まで)

主人公フシが物語のなかの重要な人物に出会うとき、もうその人は読者にとって定冠詞つけられる状態になっている。すでに紹介が終わっている。
いきなり読者も知らない重要人物に、遭遇して、拙者こういうものでござる、というのは、ここまではなかった。

紹介されたが未だ会っていない人は、もしかすると将来登場するかもしれないていうことだろか。
たとえばパロナのお姉さんてあれ本当に亡くなったのだろうか。
おにぐまが山に出たとき、ヤノメの人は心なしか「ほんとにいるのかぁ」という反応に見えた。
じゃ、それまではどう処理していたの。
お姉さん、実は元気にしてました、なんてことはないでしょうか。

 

人ではないけれど、ばあさんは、確か色々なことを記録しているはずだ。
記録して、覚えておくことは人間にとって、とてもとても大切なことです。
最初少年が魚の血でかいていた(稚拙な)絵でさえも、
人にとって大切な記録です。

しかしその後ばあさんの手による書物が登場することはなかった。
フシが綴り方を学んでいる画面もなかった。
こんな大切なものを紹介されたのに会えなくてくやしい。
だから、後からまた何かのかたちで出てくるかもしれないと思っています。

この後の物語も、新しい人がまず登場して、何か問題が起こっていることがわかり、そこにフシが来ました、という流れになるだろうか。
楽しみにしていましょう。