不滅のあなたへ心得メモ

まんが不滅のあなたへのファンです。読んだことを書きたい時に書く。未読の方には沢山のねたばれがあります。時々ほかの作品の感想も書きます。関係ない日記もあります。

3時間前の自分へ業務連絡

ここにメモしておく。

うまいと評判のハンバーガー屋に行く。
タッチの差で満席、しかも全てのテーブルが今来たばかり、
なので諦めなさい。

道中こんなこともあろうかと横目でチェックしておいたプランBの店に行きなさい。
プランCもすぐそばにあるが、ガヤガヤしている店のほうがうまいよね、
という直感に従いなさい。

プランBは無茶苦茶愛想のない夫婦がやっている。
どうやら秤売りであるらしいオーダーの説明は、
何度きいてもわからないが、
それはうち一家の頭が悪いからではなく、
わかってしまうと高くてお客が逃げるのでのらりくらりとかわしているだけ。

では高くてまずいかというと、そんなことはないので安心してください。
ネットの☆は、会計で存外高かったことに怒った人が、
一つ星を置きまくっているのであんなことになっているが、

 この店はちょう☆うまい!!!

 

だから店主がヤクーザのような顔で睨んできても安心してください。


とくにモツの和え物と、
ニラのおひたしはちょう☆うまいから絶対次回も注文しなさい。
白ごはんもうまいから味付けのでなく白いごはんにしなさい。
ソフトドリンクは異常に高いからお酒にしなさい。

以上。

あと、入り口付近においてある、デッカイ鍋に入った、
唐辛子で真っ赤な煮物、
これはどのように注文したらよいのかと尋ねて、
次回注文しなさい。

それからそれから、次回のときは、これを1000円分くれ、的な
ガソリン注ぐようなオーダーができるものか、
店主の刺青にひるまず、聞くんだよ!

効果的な節電(日記)

今日知人と、話していた。
今年の夏も暑かったね、電気代がすごかった、という。
その一か月分が、なんと我が家の一年分だった。
おかねもちだなあ。

しかし考えてみると、
うちの電気代は異常だと思う。
節約上手な奥さん、などをメディアで見ることがあるが、
明らかに、うちのほうが、すごく、少ない。
これで人類をやっていけるのかと思うほど、少ない。
何か節約を心がけているかというと、そんなこともなく、
今夜もダラダラとPCに向かっています。

どうして少ないんだろう。
何か人様の役に立てるのではないか。

考える。

うちにも冷暖房器具があり(エアコンなど)、大きいテレビもあり、
それから大型冷蔵庫もあるので、
普通に暮らせばよそと同じ金額になろう。

ところが、考えてみると、我が家は、
これら大型電気製品が、存在するのに、
「かしこい者にしか見えない」という暗黙の了解があって、
つまりバカな人間には「見えない」「冷蔵庫などというものはない」


そして、困ったことに、うちは家族全員バカだった。

だから、暑くて暑くて死にそうな日も、
数日経ち気温が下がってはじめて、少し意識がしっかりしてきて、
「そういえばうちにはエアコンがあったのでは?」
「すごいじゃん!つけよう!」「つけた!さむい!けす!」
「冷蔵庫があって、中に冷たい飲み物があるのでは?」
「おかしいね、何もないよ!」
というような話をする。

酷暑の中で、水道水を飲んで、
おっかしいなあ、暑いなあ、などと言う。



ほんとうにおかしいけれど、
おかしいから何とかしようよ、という話をするのも忘れてしまう、
どうせ見えないのなら、
エアコンなど買わなければ、設置しなければいいとおもうけれど、
バカなのでそこまで思い至らず、
何台も買ってしまい、使わないまま放置されている。

まあでも、このようであると電気代だけは極端に安いので、

誰かの目に触れて社会に貢献できるといいなと思って、
日記に記した。


39話のこころえ

久しぶりな気がする。

殺したとき、死んだとき、そのひとの痛みがわかるフシ。
だれも殺したくない。

再会した(してない)ピオランは、戦う意味を
シンプルに設定してくれます。
弱きを助けよです。

再び闘技場にもどる。なかなかの手練れに手こずる。
この人は勝負を放棄してフシに一息つかせてはくれない。

殺せ!殺せ!
ある種の(読者の)人たちはこうですよね。
主人公が戦いをためらうとき、「現実をみろ」と「書いて」みたりして。
「打って」みたりして。
すでにその場が現実ではないし、

もし現実の死を知っているなら、
自分の手で人を殺めたなら、
砲撃を浴びたなら、
そう言えるのか。

わかりません。想像するしかない。

少なくとも、愛する人が死ぬことは何回も見てきた。
その瞬間に泣き叫びもした。
殺せ殺せとは口が裂けても言えない。
ためらっていれば、そりゃあそうだよと思う。

私たちが見ているのは紙についたインクだが、
その中の人たちは現実を生きているのだから。

 

それにしても、
この島、本当に貧しい土地だなあ。
フシが見舞う対戦相手。
その暮らす掘っ立て小屋は、骨組みに日よけをかけただけ。
グーグーと兄ちゃんの寝床に同じ。
しかしあそこには豊かな実りがあって、緑の木々があった。
人々は殺し合いをせず、悪口言いながらも楽しく暮らすようだった。

その豊かさがないから、殺すことしか楽しみがない人もいるのか。

 

みなが外に出られる日が来るといいなあ。
そして、ここがかの有名なかつての監獄島でございます、と
観光の船がくる日がおとずれるのだ。
そんな場所、あったような気がする。

せんせい(日記)

ここ最近難しいところを患っていたので、病院へ行った。
私は今住んでいる場所には長くないので、ネットで評判を確かめることにした。
体調と経済力に鑑みて自力で行けそうな距離は二軒だけだった。

一つは五つ星で、レビュアーは一人。
「経験豊かな医師」か。すばらしく評判がいい、のだな…
ウェブサイトはないので電話して営業時間を確かめる。
受け手はおじいさんだった。
たぶん看護師ではなく医師本人。
すみません夜何時まで大丈夫ですか。
「あん時えもいいよ、あん時に来る?」発音が明瞭でない。
あっちょっとすみません、しつれいしますガチャ。

勇気がなくて切ってしまった。先生ごめんなさい。


もう一軒は二つ星で、レビューは50くらいついていた。
ありとあらゆる罵詈雑言が書いてあった。
半殺しの目にあうとのことだった。
こういうところは、案外一人の患者に嫌がらせを受けている可能性があるし、
もう選択肢もないし、自分の目で確かめよう。
と思って出た。

受付の人はとても親切で、すてきな笑顔で、やはりな、と思った。
清潔感もあるし、料金の説明はわかりやすい。
私の勘は間違っていない。

診察室に入ると、医師の話も明瞭でわかりやすい、
じゃ、処置します、横になって、
というとナースが二人来て無言で、
ガスッ、じょき、ずぼ、
ぎっゃあああぁぁぁぁぁ…

少し虚ろな目になって薬の受け取りを待った。
薬剤師の先生が出てきて、ホラヨと投げるように薬をくれる。
説明はゼロ、顔は恐怖映画のなかで見たことあるような、木彫りのような。
その時先程処置したところがぎゅうっと痛み、
私はウッと声を出した。
「な゛に゛か?」と振り向く先生。
顔こわい。ころされる…私かえる。かえる。

薬は服用に注意が必要なものであるにもかかわらず、
何の解説もなく無造作に袋に放り込んである。

それを今まで四回飲んで今に至るけれど、
私はげんきです。

先生ありがとうございました。


笑顔の人(38話まで)

まんがの話ではない。まんがを読んで思いだすこと。

昔底抜けに可愛らしい笑顔をする同僚がいて、
仕事ではミスばかりしているし、癇癪もちでそのくせ、
お願いごとばかりしてくる困った人だったのだが、
あまりにも愛嬌あるカラっとした笑顔だったので、憎めなくて、
少し好きだなあとも思っていた。

嘘つきで、人を騙してからかうのが好きで、何回も騙された。
「信じたの?バッカだよね!!」と言われた。
可愛いので、腹は立つがまあいいか、で過ごした。
めんどくさいので、距離は極力置いていた。

会社を離れて何年か経ち、その人が亡くなったとききました。
自ら命を絶ったそうで、色々悩みがあったようだ、家族のことや、
人間関係や、と説明された。
どうしてなのか、あれだけ大きい笑顔だったじゃないかと思った。

その後、ネットで
並外れて魅力的な笑顔をする人がいる、という話を読んだ。
人の気を引くために、騙すことが癖になる人がいる、という話も読んだ。
どちらも、不幸な子供時代を送った人の特徴ということだった。

そうしなければ打たれた人かもしれないし、
そうしなければ寂しくて倒れてしまう人かもしれなかった。


だから、
大きく大きく笑う人が、時々怖いなあ。
悲しい時に笑う人が、怖いなあ。
もし、いなくなってしまったらと思うからこわいなあ。
ずっといてほしいもんな。
笑顔じゃなくてもいいから。


38話のこころえ

む?と、一瞬思いました。
隣は女の子好き女子なのか。
ここまで手掛かりになる描写あっただろうか。
思い出せない。
いきなりなので驚いた。

しかし、
よく考えればまんがを読んでいて、
まあたとえば男の主人公が急に好きな女の子ができたとき、
○○は女の子がすきなの?いきなりだから驚くなあ、
少しは女が好きっぽい描写をしておいてよ、
などといくら唐突な矢印でも思いはしないので、
あまりにも勝手な驚きではあるなあ。

ということを考えた。
終わります。

この回はその辺ばかり気になり、細かいところ逃しているので、
また読み返そう

ですますだである

などがごちゃ混ぜで読み苦しいので今後改善して行こう。
文章で、一応誰に聞かせるものでもないので、
だーのほうを使うことにしよう。

そういえば進撃の中で、
ですます調で話しているサシャにやめろよ、という話があり、
ピンチに陥った時の彼女が本来の姿、
方言で叫びだす、というエピソードがあった。
普通興奮するとそうなるだろうなと思う。


ただし、普通でない人というのはいて、
ですますがその人にとっての母語、叫びのことばという人もいる。
自分もその1人じゃないかなと思う。
方言でケンカしたことは何度もあるが、無理やり絞り出したものだ。
まず考えてからGO、という感じで「なめとったらク゚ギャァアアアアア」を始める。
ただそういう演技をする時は、相手を何とか思い通り動かしたい時で、
自分のことをわかってほしいわけではないです。

 

本当に言いたい気持ちがある時は、
ですます調が涌いてくるのです。

わたしはこうなんです、あなたはどうですか、と言いたくなるのです。