不滅のあなたへ心得メモ

まんが不滅のあなたへのファンです。読んだことを書きたい時に書く。未読の方には沢山のねたばれがあります。時々ほかの作品の感想も書きます。関係ない日記もあります。

ここはどこですか

第一話で北に海があり、丈の短い草しか生えない土地が出てくる。
一面の雪だったのでどこに草、と思いますが、
最初に球が投げ入れられたところに草があった。
こういうところはツンドラというのですか。

木はない。膝までの高さの枯れ木がようやく見つかる。
ここは現実ならばどこなんだろう。
アイスランドのようなところか。それともシベリアかな。
のちに「歩いて」「すこしアイヌのような」人々に出会うのだから、
シベリアとか、アラスカとか、そういうとこと考えたい。(正直わからない)

面白いのは、少年たちの住んでいる家は、しっかりした木で作ってあることだ。
この木はどこから来たのですか。
家の屋根には一際太い骨がある。
だから船をうちに改造したように見える。

それから、戸口には文字が書いてある。
あとからその文字が、南の人達と同じものとわかる。

少年たちの集団は、南の、木のあるところから船でやってきた。
しかし、(たぶん)寒さに倒れて行った。
南には豊かな実りと、賢い人たちがあると、少年は聞いている。
そんなところから、どうしてこの貧しい場所に動く必要があったのか。
わからない。


少年のすがたで死にながら死にながら歩いてゆくと、
木がある、緑がある土地に来る。ニナンナです。
少年が伝え聞いた通り、おいしい果物がある。
ここの人たちは、黒い髪黒い目で、文字を持たない人たちだ。
熊を信仰している。弓を得意としている。
日本の北の方かもしれないし、ユーラシア大陸の北の方なのかもしれない。

続いて、人口の多い、食の種類の豊富そうな土地に来る。名はヤノメです。
見た感じ日本に似ている。
食べ物が日本のものに近い。
自分たちの文化が間違って伝わったようですね、などと鼻で嗤います。
いかにも、いかにもですね。
ただし、文字は、朝鮮半島の文字のように子音と母音を組み合わせたものになっている。
兵士はロバ(?)に乗って戦う。小柄な人たちなのか。
日本ではロバって乗られていなかったような。中国ならわかるけれど。
あったかもしれない東アジアの国、なんだろうか。
ヤノメは常に、近隣と戦をしている。

それから、船でタクナハに移る。
ここで男性は上半身裸の人が多い。暑いのだな。
食生活はヤノメよりさらに豊かに見える。料理を大皿で供する。
肌の濃い人も薄い人もいる。しかし、肌色による差別はないように思える。身なりの良しあしと色が関係がない様子だから。
ここはどこなんだろう。
あったかもしれない琉球なのかなあ。
では、海を西にゆけば、そこは大陸だ。