不滅のあなたへ心得メモ

まんが不滅のあなたへのファンです。読んだことを書きたい時に書く。未読の方には沢山のねたばれがあります。時々ほかの作品の感想も書きます。関係ない日記もあります。

せんせい(日記)

ここ最近難しいところを患っていたので、病院へ行った。
私は今住んでいる場所には長くないので、ネットで評判を確かめることにした。
体調と経済力に鑑みて自力で行けそうな距離は二軒だけだった。

一つは五つ星で、レビュアーは一人。
「経験豊かな医師」か。すばらしく評判がいい、のだな…
ウェブサイトはないので電話して営業時間を確かめる。
受け手はおじいさんだった。
たぶん看護師ではなく医師本人。
すみません夜何時まで大丈夫ですか。
「あん時えもいいよ、あん時に来る?」発音が明瞭でない。
あっちょっとすみません、しつれいしますガチャ。

勇気がなくて切ってしまった。先生ごめんなさい。


もう一軒は二つ星で、レビューは50くらいついていた。
ありとあらゆる罵詈雑言が書いてあった。
半殺しの目にあうとのことだった。
こういうところは、案外一人の患者に嫌がらせを受けている可能性があるし、
もう選択肢もないし、自分の目で確かめよう。
と思って出た。

受付の人はとても親切で、すてきな笑顔で、やはりな、と思った。
清潔感もあるし、料金の説明はわかりやすい。
私の勘は間違っていない。

診察室に入ると、医師の話も明瞭でわかりやすい、
じゃ、処置します、横になって、
というとナースが二人来て無言で、
ガスッ、じょき、ずぼ、
ぎっゃあああぁぁぁぁぁ…

少し虚ろな目になって薬の受け取りを待った。
薬剤師の先生が出てきて、ホラヨと投げるように薬をくれる。
説明はゼロ、顔は恐怖映画のなかで見たことあるような、木彫りのような。
その時先程処置したところがぎゅうっと痛み、
私はウッと声を出した。
「な゛に゛か?」と振り向く先生。
顔こわい。ころされる…私かえる。かえる。

薬は服用に注意が必要なものであるにもかかわらず、
何の解説もなく無造作に袋に放り込んである。

それを今まで四回飲んで今に至るけれど、
私はげんきです。

先生ありがとうございました。