不滅のあなたへ心得メモ

まんが不滅のあなたへのファンです。読んだことを書きたい時に書く。未読の方には沢山のねたばれがあります。時々ほかの作品の感想も書きます。関係ない日記もあります。

みずのかたちと聲の形

不滅のあなたへの読者になる前、聲の形を読んでた。
色々と思うところの多い作品だった。
外国でも出版されていて、外国の人も同じように思うのか知りたくて、
書評など探してがんばってたくさん読みました。
聲の形はとても評判が良く、誇らしい気がした。

英語題は「A Silent Voice」という。
「The Shape of the Voice」といったまんま訳、ではないんだな。
ややおどろおどろしい語感になってしまうのかな。これだと。


映画情報を見ていますと、この秋冬に
「The Shape of Water」という映画がかかる模様。
人造人間?改造人間?の人魚?の話だという。
全身鱗のついた、魚のような顔をした人間の姿で、
親しみやすい尻尾付きイケメンではありません。
一見すると恐怖映画で、これこそおどろおどろしいというものだ。

ところが、
この映画の女性主人公は、
声で話すことのできない人だという。
予告編を見ると、レコードを楽しむ人だったので書きかえた 9/5)
彼女は手話で話す人で、人魚に手話を教え、心を通わせる。
そして恐怖映画ではなくて、恋の、映画なのだそうだ。
半魚人との、こいの形の映画なのです。

聲の形を読んでいたとき、鯉が何度も出現することを、
「恋の形」と掛けているのかしらと想像したことを思いだす。
二つの作品に互いに縁があるかどうかはわからないが、
この水陸両生人の造形は、日本の鯉の浮世絵?も参考にしたと、監督は言っています。)
みずのかたち、を絶対にみなければと思います。
早く秋にならないかなあ。


よく考えたらもう秋だった。
はやく冬にならないかなあ。



その服いいですね(37話まで)

映画を見てもまんがを読んでも、この人はどうしてこんな装いなのか、
と考えるのは楽しい。

(どうしてこんな部屋に住んでいるのか、も同じように楽しいが
また今度です)

フシであるが、北極圏らしきところからきた、
防寒服を脱がずにずっと着ています。

暑くないのか。
周りの人はだかなのに。
汗かいたりしないのでしょうか。
そこのところ知りたい。

それはそうと、
おおいま先生のまんがはスタイリングがとても楽しいです。
何となくの感想ですがそう思います。

聲の形の人たちは、
「いかにもこの人が選びそうな服」を着ていた。
永束君の私服なんて、あまりにも素晴らしかった。
(なかなかバランスよく着こなしていた気がする)
佐原さんの、かっこよくて似合ってはいるが、
植野さんにダセエと言わせる何かがある感じも良くて、
将也母と硝子母の対照も良かった。
(あの二人が仲良くなるところが、自分的にこの作品のハイライトだった。)
終盤、頭の中がカチリと切り替わった硝子の着方も髪も、
かわいく丁寧なものから、
ひっかけてやっつけるものに変化するところ、

なるほどーだった。


新作は、現代劇ではないし、
服装から性格はまだよくわからないが、
いかにも女子女子した(かなりえぐい)服を着たリーンが、
豪壮な気質なのがまずイエス!だった。

それと、不思議に独自性ある服を着ているハヤセが気になっています。
あのタンクトップのような服どこで作られたのですか。
ちょっと知りたい。


そうだ、
最近出てきた小さい子とてもかわいい。
名前また忘れてしまった。

ウパだった。
ふんわりで足首で絞ってあるパンツなんと呼ぶのだったっけ。
これも忘れてしまった。アラジンが履いてるようなパンツです。

今ぐぐったらハーレムパンツというのだな。
サルエルパンツてのと同じなのかな?わからない。
これはこどもが着ていると相当かわいい。
かわいいとな。つまり豪傑の証に違いない。

遠目のショット(36話)で、足のあいだの布が
ヘチョっとつぶれた様子がかわいい。
遠目からあの人だとわかるデザインだ。
ピオランのマントもそうですね。
遠目から見てチマチマとかわいい。


うん、あれもこれも、かわいいぞ。

まっしろな世界(にっき)

今週A氏とB集団のいたばさみになって困った。
A氏は問題の発端はBたちのわがままであるという。
BたちはA氏の傲慢強欲が度を越しており、たね(私)も参戦しなさいと言った。

このようなときに、三つのみちがあって
①Aについて、B集団と疎遠になる
②B集団に入り、Aと距離をおく
③どちらにも距離を置く。ヘラヘラと中立を保つ。

③が正解なのでしょうか。
しかし、実際③で模索してみて、中立というのはほんとうに難しい。
嘘ばかりつくことになる。
どんな嘘をついたかすぐに忘れるもんで、自分で自分がおもしろい。

これはよくない。

ということで今回は途中から②を採用してみた。
②なのでB集団に入るわけだが、鉄砲玉に使われては困るので、
完全に馬鹿を装うことにした。
Bたちと一緒にいるとき、持病の注意欠陥を全開にする。

馬鹿を装うと言ってみたが、格好をつけて装うと書きました。
ありの♪ままで♪過ごすだけで特に工夫はない。
ありのままのわたしは何一つ完成しない。概ね失敗する。
やるなと言われたことを逐一やる。
こいつは馬鹿だ。
ハブろう。

解決した。完全に孤立。

アイコンをつけてみた

かわいい娘さんと、タンクタンクローの画像どちらにするか迷って、
熟慮の末こちらにした。
これは1970年代の少女まんが。衣装がしゃれている。
オードリーヘプバーンが着ていそうな。

タンクタンクローは大昔のまんがである。
のらくろの時代の。
内容は知らなくて題名だけなぜか知っているナゾのまんがです。
よく考えたらのらくろだってのらくろが兵士という件以外知らない。
のらくろは痩せていてタンクタンクローは丸い。

どういう話なんんだろう。


面倒なので放置する。



37話のこころえ

絵うっまいなあ、とため息をつく回だった。
東海地方出身らしいおじさんの髪の質感とか、もぐらとか。
あのもぐらを掴みあげた重さも、あのおじさんの髪を触った感触も、
(触ってなくても)わかる気がする。

おじさんは名はないが、
まんがの人と言う感じだ。
まんがの中には痛い怖いを全く認識していない
キャラクターが多く出てくるということ。
フシの言うことは現実の人らしいです。
「俺には勝てない」があのように言われるまんがを初めて読んだ。
おもしろいな。

お話は、前作もそうだったが、
これは伏線なのだろな、いつ来る?
と思ったところがきちんと芽吹いて、一斉に伸びてきて、
ますます豊かになってきた。

で、

姐さんあなたを待っていたんです。
無茶苦茶強くなってどうしたんですか。
後からその理由がわかるでしょう。

どうしてあのようなキッモイキッモイ行動に出られたのでしょ?
ヤメローォオオオ植野ォーと言いそうになりました。
後で教えてください。

姐さんの衣装すてきです。
フードのふち、トップのところ、固い素材で巻いてあるのです。
これだとフードを外したとき首元がすくっと立ち上がって、
実にかっこいいですねえ。

姐さん物語の最初から、何か特別なことを知っているように見えたので、
どのように開示されるか楽しみ。
この世の行く末に関することでしょうか。
彼女自身が何かを探している人だったのでしょうか。

姐さんのことばかり書くのはもうやめましょう。

ほんとうは小さいねえさんの心配をするべきだった。

おとうさんおかあさん(36話まで)

黒いのさんがフシの親だと言ったとき
フシは即座にかぶりを振り、
一体誰がおやだったのか考えていたようです。

用の足し方を教えてくれた人。
ごはんの食べ方をおしえてくれた人。
最初に信頼することを教えてくれた人。
やさしい言葉をかけて、最初のひとことを招いてくれる人。

これは、伝統的にいえばおかあさんっぽい。
マーチは実際おかあさんだったのだし。

それから、
ことばの形を整えてくれて、
字を教えてくれて、
うまいものを捕まえて、
楽しげに地図を広げ、旅することをおしえてくれる。

これは伝統的に言うならおとうさんっぽいか。
ピオランが引き受けてくれました。


二人の女性が、フシのおとうさんとおかあさんなのかな。
一緒に暮らした家族みんなが彼
(今さらながら、彼としてよいか心配になるが)
を育ててきたけれど、マーチとピオランの存在は、
おおきいと思う。


フシは父と母を取り戻さなければなりません。
がんばれ。

36話のこころえ

あーっ!姐さん!あなたですよね!

 しごとだからあとにしよう。


 ひと段落した。でもまだ終わらない。

手甲がヤノメの下っ端の人と同じなのですが、
いきなり知らない人は出そうにないので、
姐さんあなたですよね??
でも、あっさり事務口調がなんだかばあさんのような語り口になってしまって、
いったいどうしたのでしょう。

 また中断。

 お風呂すみ。

となりは相変わらず設定を説明する口調なのですが、
彼女は彼女の小説を書きながら読み上げている子と考えれば、
これは納得できる。

 

フシは彼女を軽蔑する言葉を吐いた。
軽蔑するという感情が出たのははじめて。

自分ではどうしようもない状況に焦るとき、人は、
関係ない人を軽蔑するというかたちの感情が吹きだすんだろうか、
とおもった。

島のくらしやしくみのことも、自分の生きる社会と、
比べてしまいますね。

おもしろいな。

トナリ&theギャングの中のひときわ小さい吹き矢の子が、
おおいま先生に似ている気がしました。
かわいいな。
小さいのでコマにようやく頭が覗くというのがたのしい。